サッカーのピッチのとらえ方

サッカーのフィールドの大きさはサッカー競技規則によれば

(公財)日本サッカー協会の決定
・センターマークおよびペナルティーマークは、直径22cmの円で描く。
・コーナーアークから9.15mを示すマークは、ゴールラインまたはタッチラインから5cm離して直角に30cmの長さの線で描く9.15mの距離は、コーナーアークの外側からこのマークのそれぞれゴール側の端またはハーフウェーライン側の端までとする。
・日本国内での国際試合および国民体育大会等の全国的規模の大会での競技のフィールドの大きさは105m × 68mとする(1985 年 11 月 21 日理事会決定)。なお、FIFA は、ワールドカップ、オリンピック等の競技のフィールドの大きさを105m × 68mと定めている。
・クロスバーおよびゴールポストの幅と厚さは、共に12cmのものが最も適当とする。

となっている。

105m × 68m = 7140平方m の中に22人。1人が受け持つスペースは単純計算で18m × 18m=324平方m。
11人でピッチ全体をカバーすることになれば、1人当たり36m × 36m=648平方mをカバーしなければならない(マジか!)。
当然、四方八方36mを1人で90分もカバーできるはずはない。そこはサッカーの長い歴史の戦術がカバーするのです(戦術万歳!)。

で、現代のピッチのとらえ方を見ていきます。3ゾーンと5レーン。

3ゾーン

ピッチを横に3分割し、自陣から敵陣へ向かって
・ディフェンディングサード
・ミドルサード(ミドルサードはセンターサークルを境に2つに分けることもある)
・アタッキングサード(ファイナルサード)

5レーン

ピッチを縦に5分割し、左から1から5までの番号をつける。
1左サイドレーン
2左ハーフレーン(ハーフスペースとも)
3センターレーン
4右ハーフレーン(ハーフスペースとも)
5右サイドレーン

これらのピッチのとらえ方を念頭においていれば、「このゾーンのこのレーンではこのプレーをしよう」
という戦術的な約束事を植え付けることが容易にできる。

zonelane
サッカーのフィールドは広大だ
戦術は無限だ!
ペーパーC級コーチ
日本サッカー協会(JFA)のC級コーチライセンスを取得してから一度たりとも指導経験がない。コーチングライセンスの更新に必要な40ポイントをどう取得しようか毎日悩んでいる。海外を中心に毎週2、3試合サッカーをテレビ観戦し、新戦術の動向を探っている。学生時代、スポーツ経営学を学んだこともあり、最近はサッカークラブ経営にも興味津々。そんなペーパーC級コーチが様々な角度から「サッカーとは何か?」を考えます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です