サッカーの専門用語について地域差的一考察

グラウンド

地域によって、言い方が違うサッカー用語が多数存在する。
自分は東京出身でグラスルーツとでも表現するのだろうか(ちょっと違うな)?
下部も下部の末端でサッカーを楽しんでいました。

キャプテン翼で覚えたオーバーヘッドやセンターリング、オフサイドトラップ、ロベルト本郷などの基本的な用語の他に、練習中や試合中に使う声がけ的な、縦パス、横パス、足下、浮き玉、ワンツー、壁パス、パスアンドゴー、開く、絞る、かぶる、ふかす、チェックする、くさび、落とし、ポストプレー、アイコンタクト、スモールフィールド、トライアングル、プレス、ボランチ、アンカー、ロングボール、ダイレクトボール、クロスボールなどなどとサッカー用語は豊富にある。

サッカーをやったことがない人に言わせると「かぶる」って何?
「ふかす」ってどういうこと?となるようで。
これは民放のテレビ中継でも普通に使われているので、説明は不要だと思うので割愛。

ペップ・グアルディオラ監督やユルゲン・クロップ監督にはじまり、専門誌などが新しい用語を毎年生み出している。
また、いまは良質なサッカーの戦術書で溢れかえっている。
専門用語を知らないと読むのも難解になってきた。ポジショナルプレー、ゲーゲンプレス、ハーフスペース、ファルソヌエべ、戦術的ピリオダイゼーション、ゲームモデル…説明できそうで、できない用語ばかり…
つまり、説明できないってことは理解してないってことだ。

サッカーC級ライセンスの講習に通った時にはちょっとした文化の壁を感じた。

C級ライセンスの教科書
C級ライセンスの教科書

「深さをとる」や「幅をとる」は当たり前のように使い(深さとか幅ってピッチをプールに例えるの?イヤイヤ、海か…)。
自分がサッカーをしていた地域では「深さ」とは言わずに高い低い、「幅」とは言わずに左右に広がるなどとピッチを理解していた。

ピッチを3分割にして、「ディフェンディングサード」と「ミドルサード」、「アタッキングサード」も当然知ってるでしょう?的に使われていた。当然、予習はするので知っている。

しかし、サード?サード?サード?とクエッションマークが頭に浮かび、あ〜third(3分割)ねってなるまでに数分を要した。文化の違い、壁があった。
今は当たり前のようにテレビの解説者や実況者も使う。

このサイトでは専門用語を簡単に説明するカテゴリーを設け自分も勉強して、サッカー脳をアップデートしていこうと思うのです。

やはり専門用語は統一化したほうがよい。

(グラスルーツとはサッカーやスポーツをみんなで楽しもうってこと、らしい。詳しくはJFAの公式サイトを参照)

ペーパーC級コーチ
日本サッカー協会(JFA)のC級コーチライセンスを取得してから一度たりとも指導経験がない。コーチングライセンスの更新に必要な40ポイントをどう取得しようか毎日悩んでいる。海外を中心に毎週2、3試合サッカーをテレビ観戦し、新戦術の動向を探っている。学生時代、スポーツ経営学を学んだこともあり、最近はサッカークラブ経営にも興味津々。そんなペーパーC級コーチが様々な角度から「サッカーとは何か?」を考えます。

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