Total Football Labでの最終目的は、サッカーの新しい戦術を考え出し、革命を起こすこと。
サッカーのルールは17条しかない単純(これが一番難解なのは承知の上)なスポーツ(近年のアップデートは急速すぎる…)。
国際サッカー評議会(IFAB)が発表しているルールブックをボロボロになるくらい読みあさり、眠い目を擦りながら、現代最先端のサッカーをDAZNやWOWOW、その他メディア越しに分析すれば必ず見つかるはず。
きっと、アリゴ・サッキ、ズデネク・ゼーマンやマウリツィオ・サッリ達は靴のセールスをしながら、プラハの春の最中、銀行でお金を数えながら、新しい戦術を考え出していたのだろう(なぜかイタリアで成功した監督限定)。
サッカーに革命はない。あるとすれば1974年のオランダ代表だけだ。
バレリー・ロバノフスキーはかつてインタビューで言ったそうです。
「トータルフットボール」と呼ばれた1974年のオランダ代表は当時の一般的なサッカーとかけ離れていました。混鈍と秩序を同時にあわせ持ち、尚且つ精巧な動き、まるで未来を思わせるサッカーを展開。情報がリアルタイムに届かない当時の西ドイツワールドカップは、相当な衝撃だったと思われます。
あれから40〜50年近くたった今、未来のサッカーはどんな進化を遂げたのか?
バレリーさんに「サッカーの革命はあれだけではありませんでしたよ」と伝えるべく、サッカーとは何かを考えるのです。
机上の空論でもいい、別に構わない、考えるのです。
掲載最終更新日:2021-10-18
サッカーとは考えるスポーツ